国語・社会・数学・理科・英語、5教科に相応しい色は一体どれがいいのか？
スーパー戦隊が好きな影響かもしれないが、国語・社会・数学・理科・英語の５教科をじっと見てると、５人メンバーが揃っている戦隊のように見えてきてどうしても何か色を当てはめたくなってしまう。
だがしかし、ふと当てはめようにもどの色がどの教科に相応しいのか、よく考えてみると意外とパッと答えが出ないものだと気づいた。
そこでこの５教科に合う色はどれがいいのか？自分なりに簡単に調べてみた。調べる基準として、同じ種類の問題集で国語・社会・数学・理科・英語の５教科があること（このような５教科がある問題集は区別しやすいようにそれぞれ色分けしていることが多い。それに英語だけ、数学だけみたいな専門の問題集は数も多いし、色で違いをそこまで出してないように思えるので今回は除外した）あと、小学校は今現在は基本的に国語・算数・理科・社会の４教科だと思うので、今回は外すことにした。
何色がいいんだろう？とすごく迷う教科、国語
「中学校で習う５教科は？」と聞かれると、おそらくほとんどの人は「国語、数学～」と国語を一番始めに言いだす人が多いと思う。このようなイメージから連想すると国語はリーダー的存在である赤色が相応しいように思える。だが、赤にしては国語という教科は少し地味かもしれないというところが非常に難しい...。
まずは新学社から出ている中学校でよく使われている『新研究』という問題集。見たらわかると思うが緑色である。いきなり予想していた赤色とは全く違う色。むしろ真逆の補色。
次は同じく中学校教材として使われている廣済堂あかつきから出ている『整理と研究』。これは紫かな...？紫色・・・戦隊的に言えばバイオレット。ゲキバイオレットにしろ、キョウリュウバイオレットにしろ、追加戦士的な位置づけでよく使われる色だが、果たして国語に似合っているのかどうか...？自分は紫は想像しなかったなぁ。
続いて、これまた同じく中学校でよく使用されている明治図書から出ている『整理と対策』。赤だ！...まぁ戦隊シリーズのいわゆるザ・レッド的な赤色ではないが、確かにこの色は赤色だ！（ちょっと薄いけど..）ここにきて自分の予想と合った色が出てきた。やはり、国語はリーダー的な立ち位置の赤色が似合っているのかなぁ・・
続いて、こちらは学研から出ている『パーフェクトコース問題集 中学国語』。こちらはなんと黄色ときたもんだ。それも全面まっきっき、真っ黄っ黄。ここまで来て同じ色は一つとしてなし。どれも被っていないのがすごいなぁ。
受験研究社から出ている『中学国語問題集 自由自在』。これはオレンジ色。オレンジ色と言ったらトッキュウ６号が思いつくが、そうなるとどっちかと言うと追加戦士的な位置づけになるんだよなぁ、国語。いやいや、サソリオレンジとかバトルコサックもオレンジだよ、ってことになると２番目的な存在なのかもしれないなぁ。
最後に、学研から出ている『ひとつひとつわかりやすく。』シリーズの国語の一つ。これは赤色...？と言ってもいいのかな？えんじ色に近いのかもしれないけれども、紫色と似てて高貴なイメージ漂わせる色を選んでいる気がする。
国語の問題集に使われている色をざっと調べたけど、どの色も被っておらず、色々な色が使われている印象を受けた。緑や紫、黄色にオレンジ、実に多種多様な色のイメージがある教科、それが国語。個人的にはリーダー的な存在で赤色がいいなぁなんて漠然と思っていたが、こうして見ると結局何色が似合っているんだ...？とより混乱してしまった。強いていうなら、暖色系の色か少し気品のある色が合っていると言うべきか。ちなみに国語の教師でもあるファイブブラックは黒。黒色はさすがになかった...。
自然・大地など地球を感じさせる色が合うかもしれない教科、社会
社会と言うと地理や歴史、公民とか色々な分野が混ざっていて、「社会と言えば何色？」って聞かれても一つに特定するのが難しい気がする教科だと個人的には思う。それでもあえて想像するなら、自然や大地がある地球という場所にある国や起きた出来事を学習する教科なので、そこから連想すると緑か黄色がいいんじゃないかと感じる。パッと思いついたのがマジグリーン。蒔人アニキ、めっちゃ社会っぽい。
まずは『新研究』。黄色か黄土色かという感じだけど、黄色系の色も社会って感じが何となくしてきた。
次は『整理と研究』。こちらは緑色。自分の想像と合った色だ。やはり社会は緑色、戦隊的に言えば「社会グリーン」が似合っているのか？
お次は『整理と対策』。こちらも新研究と同じく黄色系の色。何だろう、土地とか大地とか、そんなイメージからきているのだろうか？
こちらは『パーフェクトコース問題集 中学社会』。今までの問題集にはなかった青色の登場。ものすごい夏の青空っ..って感じの青色だなぁ。青は想像してない色だったけど、地球から連想したのかな？って思うとちょっと納得できる。
『中学社会問題集 自由自在』。黄色、黄土色よりもより土に近い色である茶色をチョイスしている。地球上の地形や土壌などの自然が連想しやすい色になっている。
『ひとつひとつわかりやすく。』シリーズの社会の一つである地理の問題集。地理だからか、こちらも大地を連想させるような黄土色な色になっている。
こうして見てみると、社会の色は国語ほどバラけた印象はなかった。緑や青色はあったが、ほとんとが黄色系の色を選んでいる。地球上の様々なことを学習する教科なので地面や大地から連想して黄色系の色を選んだのかなと思うが、緑色も青色も地球に関連している色でもあるので、国語よりも共通したイメージがある教科のように感じた。始めは「社会グリーン」なんて言っていたが、「社会イエロー」も悪くはないかもしれない。戦隊的には力持ちで、場を笑わせてくれる、そして食べるのが大好きな、社会はそんな立ち位置かもしれない。・・・もう完全に黄色がイメージカラーになっちゃったなぁ、自分の中で。
この色で一致した教科、数学
これは自分の中では一番イメージしやすい色だった。ズバリ青！ブルー！blue！これしかないと直感で思った。数字を扱ったり、公式を当てはめたり、論理立てて頭で考える数学という教科から連想するのは、「賢い」・「冷静」・「クール」個人的にはそんなイメージ。そんなイメージに合うのはやはり、青しかないだろうと思う。戦隊的に見ると熱いレッドと対立する冷静沈着なブルーという構図がものすごく目に浮かぶ。数学ブルー。なんかものすごいしっくりくるなぁ...。
まずは『新研究』。いきなり青。想像通り。
続いて『整理と研究』。これも青。やはり数学は青が一番似合っているのか。
お次は『整理と対策』。これまた青。どちらかというと、水色に近い色が多い気がする。数学ブルーではなく、数学シアン...。それだとキョウリュウシアンが真っ先に頭に浮かんでしまうなぁ。
こちらは『パーフェクトコース問題集 中学数学』。気持ちいほどの青、正確に言えばこれも水色かな。すごい、今のところ全部青系の色しか登場していない。
『中学数学問題集 自由自在』。はい、こちらも水色、青色系の色ですね。
最後に『ひとつひとつわかりやすく。』シリーズの数学。こちらも水色。青色系の色になっている。もう数学と言えば青だよ、数学ブルーだよ。
国語に比べて、どの問題集も見事に青色系の色で統一されていて驚いた。数字を扱う→冷静、クール→青、というイメージからきているのかは定かではないが、「数学と言えばこの色」というイメージは結構どの人も青色系の共通の色を思い浮かべるのではないかと思った。自分の中では数学は青、つまり戦隊では数学ブルーでもう決定ですね。冷静でクールなのだが、自信があるがために型にはまり過ぎてしまったり、熱いレッドと衝突してしまったりもするが、最後にはお互いを認め合い、信じあえる仲間になっていく...そんな展開を数学ブルーに想像してしまったww
２つの色で分かれた教科、理科
理科には化学・生物という分野があると思うが、化学から想像するとアニメとかでよく見る化学薬品や実験の様子から黄緑色っぽい色だと思うし、生物から想像すると生き物は自然に存在しているイメージから緑っぽい色だと思う。..となってくると、理科には緑系の色が合うってことなのか？
まずは『新研究』。黄色...？ではなく、これはオレンジ色ですね。いきなり予想した緑色とは違った色が登場。
次は『整理と研究』。こちらも黄色かな？オレンジ色かな？どっちにしろ緑色ではなかった。
『整理と対策』。青色と緑色を足したような色になっている。薄いティファニーブルーって感じ。
『パーフェクトコース問題集 中学理科』。もうこれは完全な緑。誰が何と言おうと緑一色。アニメとかで見る実験で使う液体とかこんな色に近い気がする。
『中学理科問題集 自由自在』。こちらも緑色、黄緑色ですね。
最後に『ひとつひとつわかりやすく。』シリーズの理科。おっ、これも緑だ。
こうして理科を見てみると黄色系派と緑系派で分かれていることに気づいた。（青色っぽい色もあったがあれは緑系の色としてカウントしておこう）個人的には理科に緑色っぽさを感じていたけれど、黄色っぽい感じは想像してなかったので結構新鮮。戦隊的には理科グリーンか理科イエロー、って感じだけど、理科グリーンの場合は男性、理科イエローの場合は女性メンバーって感じがする。しっかりしてるけど、一つの事に集中してしまうと周りが見えなくなる、そんな雰囲気かなぁ...、理科グリーンもしくは理科イエロー。ちなみにファイブマンだとファイブレッドが理科教師。理科に赤色はどの問題集も選んでいなかった。
バラけるかと思いきや、意外と似た色で統一された教科、英語
英語。これもまた国語に続いて色がイメージしにくい教科だと思う。日本人からしたら英語はグローバルなイメージがあるので、そこから連想すると虹色とかが一番合いそうな気がするが、いやいや..そうではなく一つの色を選んでください！ということになると結構難しい...。国語にしろ、英語にしろ、語学系の教科は色が想像しにくいな。
まずは『新研究』。これは赤色と言ってもいいのかな？英語レッド！うん、いいかもしれないな。
次は『整理と研究』。こちらも赤色を選んでいる。英語レッドが現実味を帯びてきた。
『整理と対策』。今までの赤色から一転して緑色になっている。やはり英語も国語と同じで色がバラけてしまうのだろうか？
こちらは『パーフェクトコース問題集 中学英語』。またまた一転して赤色となっている。バラけるかと思ったら、意外と英語も共通のイメージの色みたいなものが存在するかもしれないな。
『中学英語問題集 自由自在』。これは今までになかった色、ピンク色だ。英語レッドでリーダー的な立ち位置もいいかと思ったが、英語ピンクで女性メンバーという立ち位置もなんかいいかもしれないと思った。
最後に『ひとつひとつわかりやすく。』シリーズの英語の一つ。これはオレンジ色かな？オレンジ色も合ってるような気がしないでもない..かな？
始めは国語みたいにいろんな色が登場するのかな？なんて思っていたが、調べてみると赤色が多いことが分かった。他の色もピンクであったり、オレンジ色であったりとどちらかと言えば赤色に近い色を採用しているので、英語に合う色と言えば赤系統の色が一番しっくりくるのではないかと感じた。戦隊的に見れば、熱血リーダーの英語レッド、元気で明るい英語ピンク、どちらも違和感がないように思った。
まとめ
国語・社会・数学・理科・英語と５教科モチーフの戦隊シリーズがあるとしたら、一体どの色がいいのか？とふとした疑問から簡単に色々な問題集に選ばれている色を調べてみたら、様々な色が使われている教科があったり、反対にほとんどが同じ色で統一されている教科があったりと意外と興味深い発見があって面白かった。
５教科それぞれに似合う色はどれがいいのか明確な答えは出てこなかったが、ただ一つ言えることは数学は青色だ！数学ブルーは決定！これだけははっきりと答えが出る形となった。
一応、５教科戦隊をここまで調べて自分なりに考えてみると、
国語レッド・数学ブルー・社会イエロー・理科グリーン・英語ピンク
となった。（異論は認める）
あまり参考にならないかもしれないが、「５教科それぞれに合う色ってどれがいいんだろう？」って悩んでいる人がもしいましたら、参考にしてみてください。
