五教科の順番はどれが一番しっくりくるのか?

中学校には主要な五教科がある。

ja.wikipedia.org

どの教科も中学校に入学してから毎日のように習う教科なので、とても身近な存在ではあるが、ふと気になったのはこの五教科の順番である。

私としては、国語・社会・数学・理科・英語という順番が非常にしっくりとくるのだが、先日仕事の取引先と話していると、その方は国語・数学・理科・社会・英語の方がしっくりくるなぁ、と聞いて、なるほど、五教科の順番って学校ごとの違いや地域性でも出るものなのか、とほんの少しだけ興味がわいた。

(ちなみに上記のウィキペディアでは英語・数学・国語・理科・社会の順番であった。どの順番でも国語は必ず一番にくるものかと思っていたので、最初英語の順番は初めて見た。)

まずは学校教育の基準となっている文科省の学習指導要領を見てみる。

www.mext.go.jp

気になる順番は、国語・社会・数学・理科・英語(外国語)だった。

次に東京都の高校入試について見てみる。

www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp

ここでは、国語・数学・英語・社会・理科だった。なかなか同じ順番にならないのが面白い。

大阪府の高校入試についての実施要項などを見てみると、こちらは国語・数学・英語・理科・社会だった。微妙に順番が違ってくる。

福岡県の高校入試も見てみると、こちらは国語・数学・社会・理科・英語だった。入試系は国語・数学までは同じなんだよなぁ。

今度はAmazonで高校入試 5教科と適当に調べた問題集に表記されている順番を見てみる。

こちらの問題集だと、社会・理科・数学・英語・国語だった。こんな順番初めて見た。

 

こちらの問題集も、社会・理科・数学・英語・国語だった。あまり一緒になることのない順番が問題集系では簡単に一緒なものが見つかった。

..と思いきや、こちらは、英語・数学・国語・理科・社会だった。問題集は社会・理科・数学・英語・国語という並びに決まりがあるのかと思いきや、全然違う順番が出てきた。

 

当たり前だと思っていた五教科の順番も調べてみると、それぞれに違いがはっきりと出ていて、意外と興味深いテーマであった。自治体ごとに力を入れている教科によって順番が違ったり、ただ単に昔からの習わしでそうなっているだけかもしれないが、こうもバラつきが出るのはやはり順番にこだわりみたいなものがあるのかもしれないし、ないのかもしれない。

jibunmegane.hatenablog.com

(以前5教科の別のテーマについて調べた記事。意外と掘り下げ甲斐がある題材かもしれない。)