携帯専用新型Switch『Nintendo Switch Lite』の需要は個人的にはあると思う。
色々と噂は聞いていた任天堂のSwitchの新型がついに発表された。
その名も『Nintendo Switch Lite』。"Lite"と聞くと、ニンテンドーDS Liteを思い出すが、このSwitchも携帯モード専用機になっているという。
特徴としては、携帯専用機なので、テレビに出力しての大画面でのプレイができないことの他、Joy-Conは付属しておらず、コントローラーはSwitchと一体化している。持ち出しやすくするためにコントローラーを一体化したため、Joy-Conに合ったHD振動機能やIRカメラはなくなっている。
他、本体の重さも軽量化・バッテリーの持続時間も伸びていたりと、携帯専用機という形でブラッシュアップされたSwitchのような印象を受けた。
一瞬、このSwicthは需要があるのか?と思ってはみたが、グローバルな市場はどうなるかわからないが、日本という市場で見てみると案外需要はあるように思えてきた。
やはり日本市場は携帯ゲーム機の需要があると思う。
ゲームボーイ、PSP、ニンテンドーDSなどなど、日本という市場は携帯ゲーム機がとても人気だ。どのゲーム機にもヒットしたゲームがたくさんあり、とても人気のあるゲームは携帯機で出ている印象がすごく強い。ニンテンドー3DSも2011年に発売されてから、最近まではニンテンドー2DSなど様々なバリエーションを発売したりと、スマホゲーム市場が盛り上がってからも、やはり携帯ゲーム機を求める人がある程度いることがうかがえる。このような歴史がある土壌で育ってきたからこそ、新型携帯ゲーム機という魅力に惹かれてしまう人は、日本にはたくさんいるように思う。
インディーゲームが豊富なSwitchの強み
豊富なインディーゲームがSwitchには揃っている。Switch用のソフトを買わなくても、インディーゲームだけでも十分に遊び倒せるほど、良質なインディーゲームがたくさんプレイできる状況がもうすでにSwitchには出来上がっているので、このSwitch Liteは手軽にインディーゲームを遊べる専用機としての需要も大いにあると思った。スマホとは違って、デフォルトでしっかりとしたコントローラーも付いているし、軽量化もなされ、何より値段も2万円をしっかりと切っている。スマホゲームのように、インディーゲームも気軽に携帯モードで遊ぶ人がおそらくは多いと思うので、インディーゲームを遊べる携帯機としての訴求力は存分にあると感じた。
IRカメラやHD振動機能があるJoy-Conが付属していないので、それ対応のソフトやニンテンドーLaboで遊べないと思ったが、別途Joy-Con用意すればいいとのことなので、大きな違いと言ったらテレビ出力の機能だけのように思う。
本体のデザインを見てしまうと、やはり手元に置いておきたくなる魅力があるなぁ。
これからポケモンやどうぶつの森と携帯機にマッチするゲームが続々出てくるので、ニンテンドーDSとはまた違った路線での新携帯機としてのSwitch Liteがどのような結果になるのか?とても興味がある。